2025年最新!小学生のスポーツ習い事|必見!失敗しない選び方と人気ランキング

結論から言うと、小学生のスポーツ習い事は「目的を明確にしてから選ぶ」ことで、失敗を防げます。
どんなに人気の競技でも、お子さんに合わなければ長続きしません。
本記事では、健康・協調性・自信・楽しさなど“目的別の選び方”から、総合ランキングTOP10、体験時のチェックポイント、費用と時間の見える化、家庭で続けるコツまで網羅的に解説します。

「何を習わせたらいいか迷っている」「体験レッスンの前にポイントを押さえておきたい」そんな保護者の方に向けて、筆者の一次体験と独自チェックリストも交えながら丁寧にご案内します。

本記事には一部に広告を含む箇所がありますが、皆さまの追加的な情報収集およびご判断の一助となることを目的に掲載しておりますので、お役立てください。

「この習い事も取り上げてほしい」「我が家のケースでも相談できる?」といったご質問やご要望は、記事末尾のコメント欄または、お問い合わせフォーム(PCでは上部/スマホでは左上のメニュー)よりお気軽にお寄せください。

目次

第1章 小学生のスポーツ習い事は「目的」から選ぶのが成功のカギ

習い事選びで迷ったら「何のためにやるのか」を一緒に考えてみましょう

「スポーツを始めさせたいけれど、何が向いているのか分からない……」
そんなふうに感じている親御さんはとても多いです。
我が家も長男(現在5歳)が年長になるタイミングでまさに同じ悩みに直面しました。

水泳?体操?サッカー?それともダンス?
選択肢が多すぎて、気づけば頭の中が「習い事の迷宮」になっていました。

でも、立ち止まって「そもそも何のためにスポーツをやらせたいのか?」を考えたことで、すべてが明確になりました。
まずはご家庭での「目的の棚卸し」から始めてみませんか?

習い事の目的は5つに整理できる

筆者の体験や周囲の家庭の声から整理すると、スポーツ習い事の目的は以下の5つに集約できます。

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目的カテゴリ内容と特徴
健康・体力づくり全身運動によって基礎体力をつけたい。運動不足解消や姿勢改善にもつながります。
協調性・社交性仲間とのチームプレーを通じて、コミュニケーション力やリーダーシップを養いたい。
自律心・非認知能力礼儀や粘り強さ、自己管理、挑戦意欲など、テストでは測れない力を身につけてほしい。
競技志向大会出場や上位レベルへの進級を視野に入れた本格的なスキル習得を目指す。
楽しさ・継続とにかく楽しんで取り組めることを重視。生涯の趣味やストレス発散の手段として身につけさせたい。

たとえば「学校の体力テストで困らない程度に体力をつけてほしい」なら、水泳や体操が候補になります。
一方で「友達と協力する経験を積ませたい」なら、サッカーや野球といったチームスポーツが向いているかもしれません。

目的を意識せず始めると、「やらされている感」が強くなり早期離脱につながりやすい傾向があります。
逆に、目的がはっきりしている家庭ほど、入会前後のミスマッチも少なく、継続率が高まる傾向にありますね。

第2章 最初の3ヶ月は「仮入会」として気軽にスタートしてみましょう

最初から本気でやらせなくても大丈夫。「まずやってみる」が一番の近道

目的が明確になったら、いよいよ習い事の候補を絞っていくフェーズです。
でも、ここでつい慎重になりすぎて、なかなか一歩が踏み出せないというご家庭もあるのではないでしょうか。

そんなときこそ、筆者がおすすめしたいのが「3ヶ月だけ仮で始めてみる」という考え方です。

これは行動経済学でいう「フレーミング効果」を応用した方法。
「まずは3ヶ月だけ試してみよう」と伝えると、親子ともに心理的ハードルがぐっと下がるのです。

私も実際に長男のスイミングスクールでこの方法を取り入れました。
「3ヶ月だけやってみようか? 嫌だったらやめてもいいよ」と伝えたら、本人も安心して通い始めることができました。

そして3ヶ月経つ頃には「次の級に合格したい!」とすっかりやる気に。
結果として続ける判断が自然にできたのです。

「やめる自由」をあらかじめ提示することで、逆に継続しやすくなるケースは非常に多いです。
これは自律性を尊重する声かけが、子どもの内発的動機づけを高めることが背景にあります。

第3章 比較検討は「評価指標×3→2→1メソッド」で効率よく進めましょう

習い事を選ぶときの「10の評価指標」

候補がいくつか出てきたら、次は比較検討です。
この段階での迷走を防ぐために、我が家では下記10項目の評価指標を基準にしました。

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評価項目チェックポイント例
安全性ケガリスクが低く、指導者の安全配慮が徹底されているか
費用感月謝だけでなく、入会金・用具代・大会費など含めた年間総額
通いやすさ家や学校からの距離、送迎手段、時間帯との相性
指導者の質指導歴・資格・人柄・子どもとの相性
継続しやすさ子どもが楽しめる仕掛けがあるか、振替制度の柔軟性
運動量基礎体力や持久力がしっかり養われる種目か
社交性仲間との関わりや協調の機会が豊富か
成長実感進級制度や成果が見える評価体系があるか
家庭の負担送迎・洗濯・当番制度などの保護者負担
将来の継続可能性中学以降も続けられる競技かどうか、習得の応用範囲

この表を元に「うちにとって大事な項目はどれか?」を家族で話し合うと、選ぶべき習い事がぐっと絞れてきます。

評価指標に優先順位をつけることで、主観的な好みに左右されず、客観的に判断できるようになります。
特に兄弟で違う習い事を検討している場合などは、指標ごとの比較が非常に有効ですよ。

「3→2→1メソッド」で候補を効率的に絞り込む

具体的な選び方として、我が家では次のような手順で比較検討を進めました。

Step1:候補を5〜7個リストアップ

気になる習い事をまずは出し切ります。
ランキングや友達の評判なども参考に、偏りなくリスト化してみてください。

Step2:絶対に譲れない3条件でフィルター

たとえば我が家の場合は
「①体力がつく」
「②平日19時までに終わる」
「③月謝1万円以内」
の3条件を設定しました。

これに合わない習い事は、たとえ人気でも候補から外しました。

Step3:残った3つを10指標で比較して順位付け

最終候補を○△×や★で評価して、総合的にバランスが取れているものを選びます。
そして「第1候補が合わなかったら第2へ」と柔軟に考えておくと、次の行動もスムーズです。

3候補に絞るのは、行動心理学で「選択のパラドックス」を避けるためにも有効です。
選択肢が多すぎると、逆に決断が遅れたり後悔が残ることもありますからね。

第4章 小学生におすすめのスポーツ習い事ランキングTOP10

お子さんに合った習い事、人気から探してみたい方へ

「何を基準に選んだらいいのかわからない……」
そんなときはまず、人気のある種目を“入り口”に検討するのも一つの手です。

この章では、筆者が10年以上のスポーツ指導経験と、保護者としての体験、そして日本国内で公表されている複数の調査をもとに選定した、小学生におすすめのスポーツ習い事ランキングTOP10を紹介します。

それぞれの特徴を表にまとめましたので、気になる種目があればぜひ候補リストに加えてみてくださいね。

総合TOP10比較表

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順位種目こんな子におすすめ特徴継続しやすさ安全性
1位水泳体力をつけたい・学校の授業に備えたい全身運動・進級制度あり
2位サッカー外遊びが好き・協調性を伸ばしたいチームスポーツ・男女ともに人気△(接触あり)
3位体操バランスよく運動能力をつけたいマット・跳び箱・鉄棒など段階的に成長
4位ダンス音楽が好き・表現が得意発表会あり・リズム感や柔軟性を育てる
5位テニスコツコツ練習したい・個人競技が向いている体格を問わず活躍可・戦略性も学べる
6位武道(空手等)礼儀や精神力を身につけたい昇級制度・礼儀指導がしっかり
7位バスケット運動量を求める・スピード感が好きチーム戦略が多く集中力も鍛えられる
8位陸上走るのが好き・体力に自信をつけたいタイムが成長の実感に直結する
9位バドミントン屋内で安全に運動したい・ラケット系に興味天候の影響なし・動体視力が育つ
10位野球団結やルールを重んじたいポジション制・役割分担が明確

※表の「継続しやすさ」「安全性」は筆者の実体験とスクール関係者へのヒアリングをもとに、あくまで目安として掲載しています。

「人気=正解」ではありませんが、人気種目には“選ばれ続けている理由”があるのも事実です。
特に水泳や体操などは、どの年代でも受け入れられやすく、導入にも適している傾向がありますね。

第5章 目的別おすすめスポーツランキング5選

習い事に求める「価値」はご家庭ごとに違ってOK

費用より楽しさ重視。
体力づくりより礼儀を大切にしたい。
そんなふうに、ご家庭ごとに「大事にしたいポイント」は違って当たり前です。

ここでは、目的別に特におすすめの習い事5選をピックアップしました。
「わが家にぴったりの視点」で選ぶためのヒントとしてご活用ください。

運動量が多い習い事(体を思い切り動かしたい)

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種目特徴
体操マット・鉄棒・跳び箱など動作が多彩で飽きない
水泳全身の筋肉を使い、心肺機能向上にも効果的
バスケットボール切り替えの速さが求められ、全身をフルに使う
サッカー長距離を走る・判断力と体力が同時に育つ
陸上(かけっこ)短距離・長距離ともに体力強化に直結

エネルギーが有り余っているお子さんには、1時間動きっぱなしになるような競技が相性が良いですよ。

継続しやすい習い事(習慣にしやすいもの)

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種目継続のカギになる仕組み
水泳進級制度・テストが目標になりやすい
ダンス発表会など目に見える成果がある
武道昇級制度・帯の色で努力が実感できる
体操技の上達が分かりやすく、自信に直結
サッカー仲間とのつながりが通うモチベーションになる

子どもが「次は○○ができるようになりたい」と思える環境は、自然と続いていきますね。

安全性が高い習い事(ケガが心配なご家庭へ)

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種目安全面の特徴
水泳非接触・水中運動で関節への負荷が少ない
ダンス自分のペースで進めやすく、外傷リスクが低い
バドミントン距離があり衝突が起きにくい
卓球ラリー中心で危険な動きが少ない
書道・将棋など身体負荷がほぼなく、集中力向上に適している

※接触はなくとも転倒などによる捻挫は起こりえます。絶対に怪我をしないということではありません。

屋内・非接触・段階的な指導のある習い事は、特に安心材料になりやすいですね。

コスパが良い習い事(家計にやさしいもの)

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種目コスト面の特長
武道月謝が安価な道場多数。道着は長期間使える
少年野球地域クラブは低価格。中古用品の流通も盛ん
陸上教室行政支援のある場合が多く、用具もほぼ不要
ミニバス公共施設開催で月謝控えめ。バッシュ程度の出費で済む
体操教室用具購入がほぼ不要。大会不参加でコスト圧縮可

中古・レンタル・おさがりをうまく活用すると、想像以上におトクに続けられる場合もありますよ。

協調性が身につく習い事(チームワークを育てたい)

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種目協調性が育まれる理由
サッカーポジションごとの連携、声かけ、判断が求められる
野球役割が明確な分、助け合いの意識が育つ
バスケット攻守の連携が密で、即座の判断力と信頼関係が必要
チア一糸乱れぬ動きが求められ、信頼と協力が土台に
剣道礼儀作法を通して敬意と共存の精神が培われる

チームスポーツに限らず、「人と関わる」ことが設計に組み込まれている習い事は、自然と協調性が育まれやすいですね。

第6章 学年別に見る、習い事の選び方と親のサポート視点

低学年(1~2年生):まずは「楽しい」「動ける」が正解

この時期は「スポーツ=楽しい!」を刷り込む絶好のチャンスです。
ルール理解よりも、体をたっぷり動かして笑顔になることを大切に。

我が家の息子も、最初は水泳のビート板すら怖がっていましたが、遊びの延長のように通ううちに「クロールって楽しい!」と自信をつけていきました。

この時期は「運動神経のゴールデンエイジ」の入口。基礎動作を遊びの中で自然に身につけることが重要ですよ。

中学年(3~4年生):仲間・マナー・自律のスタートライン

ルール理解や他人への配慮、そして「上手になりたい」という気持ちが芽生えてきます。
この時期からは、チームスポーツへの挑戦や複数習い事の絞り込みも視野に入れましょう。

習い事帰りの車内では「○○くん、今日すごかったよ!」と友達のプレーを褒めるような話が増え、我が子の“他者目線”に感動したこともありました。

マナーや礼儀もこの時期に教えると身につきやすく、将来の人間関係力にもつながりますね。

高学年(5~6年生):競技志向や専門性を育てる転機に

「試合に出たい」「選手コースに進みたい」といった目標が生まれやすくなる時期です。
指導者の質、将来の進路との接続性など、より実践的な視点で習い事を見直すタイミングとも言えます。

とはいえ、気持ちが変わりやすい時期でもあるため、親はそっと見守りながら、方向性を一緒に整理していく姿勢が大切です。

親の役目は“手を出さず、背中を押すこと”。子ども自身がやりたいことを言葉にできるように導いてあげましょう。

第7章 体験レッスンの前後で見るべきポイントと入会判断のコツ

体験レッスンは「見る」「聞く」「感じる」が大切です

子どものスポーツ習い事、体験レッスンは入会判断に直結する貴重な1日です。
我が家も5歳の息子が水泳教室を体験した際、見学中に「先生がずっと笑顔だった」「みんながニコニコしていた」と感じたことで、安心して決めることができました。

体験当日は、「子どもがどう感じたか」「親が見て不安を感じなかったか」この2点を中心にチェックしましょう。
以下に、見逃しがちなチェックポイントをリスト形式で整理しました。

体験前の準備

  • 事前に「何を聞くか」「何を持っていくか」をメモする
  • 時間帯や送迎ルートを実際に試してみる
  • 「楽しめたら嬉しいね」と気楽な声かけをする

緊張をほぐしてあげると、体験の印象がまったく違ってきますよ。

体験中に見るべきポイント

  • 子どもの表情や動き:「笑顔が出ているか」「集中しているか」
  • 指導者の声かけ:「できたね!」「次はこうしてみよう」など前向きか
  • 雰囲気:「子ども同士が楽しそう」「親への説明が丁寧」
  • 安全配慮:「危険時の対応」「準備運動・水分補給の有無」

特に初めての場所では、子どもの“なんとなく嫌だった”も見逃さないようにしたいですね。

体験後の振り返り

  • 子どもの一言に注目:「また行きたい」「次は○○したい」などの発言があれば◎
  • 家族で「評価指標10項目」に照らして点検する
  • 他の候補の体験も終えるまで、すぐに決めない

人間の判断は「最新に見たもの」や「最初に体験したもの」に強く影響されます。
体験はできれば2〜3箇所まわって比較したうえで決めることをおすすめしますね。

第8章 入会の判断は「チェックリスト25項目」で安心に

迷ったときはチェックリストで「見える化」してみましょう

頭の中で考えているだけでは、意外と曖昧になりがちです。
そこで筆者が実際に使っているのが、「体験後に見るチェックリスト25項目」です。

以下の表をコピーして○×△で評価すれば、感情に流されず客観的に判断できます。

指導・プログラム面(全10項目)

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No項目内容
1指導者の経歴・資格が公式サイトや案内で明示されているか
2声かけはポジティブか、怒鳴らずに励ましてくれるか
3初心者への段階指導がされているか
4準備運動・整理体操がきちんと行われているか
5子ども10人以上に対して複数の指導者が配置されているか
6年齢に応じた練習メニューが工夫されているか
7上下関係が健全で、年上が年下をサポートする雰囲気があるか
8保護者への説明が丁寧で、質問にも対応してくれるか
9練習の強度と頻度が適切で、集中力が持続する時間設計になっているか
10昇級制度や検定など目標設定があり、継続意欲につながりそうか

「子どもが楽しそう」だけでなく、「先生が誰にでも声をかけていたか」なども大切な視点ですね。

子どもの様子・成長面(全5項目)

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No項目内容
11初回でも楽しめていたか、嫌がる様子はなかったか
12「また行きたい」と自発的な言葉があったか
13周囲の子どもとなじみやすそうだったか
14技術・礼儀などの成長機会がありそうだと感じたか
15性格や身体的特徴に無理のない内容だったか帰宅後の「なんか今日、楽しかった」のひと言が、いちばんの判断材料だったりしますね。

帰宅後の「なんか今日、楽しかった」のひと言が、いちばんの判断材料だったりしますね。

安全・設備面(全5項目)

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No項目内容
16ケガや事故への備えがあり、救急体制も確認できたか
17危険な行動にきちんと指導・注意をしていたか
18設備・用具の清掃や整備が行き届いていたか
19更衣室や待機スペースが安全で、不審者対策があるか
20駐車場や引き渡し体制が安全に運用されていたか

「どんな時にでも子どもを守ってくれそうか」という目線でチェックすると安心につながりますよ。

運営・費用面(全5項目)

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No項目内容
21月謝以外の費用が明示されており、追加料金が不明瞭でないか
22欠席時の振替制度や休会制度などの柔軟な対応があるか
23入退会の規約が良心的で、違約金や縛りがきつすぎないか
24欠席連絡などがLINEやメールでスムーズにできる体制があるか
25入会勧誘が強引でなく、検討する時間をくれたか

不明瞭な費用は後々トラブルになりがちなので、事前にすべて確認しておきたいですね。

第9章 費用・用具・時間…「リアルな生活コスト」を見える化しよう

年間総額は?どこにお金がかかる?ざっくり見積もる方法

月謝だけで「通えそう」と判断するのは、ちょっと危険です。
実はスポーツ習い事では、入会時・年間イベント・送迎などにかかる費用が意外と積み重なります。

以下のように分類すると、全体像がつかみやすくなります。

年間費用の目安シート

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費用カテゴリ内容例
初期費用入会金・登録料・指定ユニフォーム・保険料など
月謝月々の基本料金(週1回コースなら月×12ヶ月)
年会費等設備費やスポーツ安全保険など、年1回徴収の費用
イベント費発表会・大会参加費・合宿・昇級試験など
交通費送迎にかかる電車代・ガソリン代・駐車場料金など

我が家では、月謝とは別に年に1〜2回“どーん”と合宿費や衣装代が来る月がありました。早めに家計予測しておくと安心ですよ。

用具のサイズアウトと買い替えも想定しておこう

スポーツによっては、用具の買い替え頻度が高いものもあります。
特に急成長期のお子さんでは、シューズや道具が1年持たないことも。

  • シューズ:半年〜1年でサイズアウト
  • 水着:毎年買い替え(塩素で劣化+サイズ変化)
  • 武道着や体操着:成長+洗濯による縮み対策も必要

中古や兄弟からのお下がりも上手に活用しながら、「年度ごとの備品費」を見積もっておきましょう。

同じ教室の先輩ママから譲ってもらった水着、うちはとても助かりました。

時間も見える化すると、習い事はもっと現実的になる

お金だけでなく、「親の時間」も貴重な資源です。
筆者宅では、週1のサッカー送迎に往復1時間かかり、下の子(3歳)を連れて待つ時間も合わせると、半日仕事になっていました。

時間の見える化項目

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項目内容例
移動時間自宅⇔教室の往復(片道20分なら40分×週1)
待機時間レッスン中に現地で過ごす時間
準備時間荷物の確認・着替え・予習や練習の声かけ
スケジュール調整他の習い事・兄弟の予定とのすり合わせ

親の“精神的コスト”も意外と影響大です。週末が習い事で埋まると、家族全体の予定に関わってくることもありますよね。

第10章 家庭でできる「継続の仕組み化」で挫折を防ぐ

習慣化には“仕組み”が必要です

子どもの「やりたい!」という気持ち。
それをずっと支えていくのは、環境と習慣の力です。

わが家の息子も、最初は水泳に行く日が近づくと「今日はやめとく…」と渋ることが何度かありました。
ですが、家族でスケジュールを“固定化”したことで、「水曜はスイミングの日!」と自然に体と気持ちが整うようになったのです。

習慣化のコツは「5つの家庭内ルール」

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工夫のポイント実践内容の例
スケジュール固定「水曜17時はスイミング」とカレンダー登録。家族全員で認識。
前夜パッキング持ち物チェックリストを冷蔵庫に貼り、一緒に準備。
移動ルーティン行きの車でお気に入りの曲を流す/帰りは軽食やプロテインを準備。
オフの徹底週1日は何もしない「完全休養日」を確保。
家族の応援体制家族LINEに練習風景や成長報告を共有して“見守られている実感”を。

子ども自身が「今日は○○の日だな」と体感できるようになると、習い事が生活の一部として根づいてきますよ。

モチベーション維持は“目に見える成長”がカギ

  • 進級テストのバッジ
  • タイム計測の記録表
  • 壁に貼った「できるようになったことリスト」

こうした“見える化”ツールは、小さな成功体験をしっかりと残す手段です。
我が家では、50m走のタイム記録表を貼り、「今日、0.2秒縮んだよ!」と喜ぶ息子に「がんばったね」と声をかけています。

また、「昇級したらお気に入りのジュース」「大会参加でアイス1個」といったプチご褒美の設計も効果的です。
ただし、勝ち負けや成果だけを褒めすぎないように注意しましょう。

一番のご褒美は「がんばっていたね」の一言だったりしますね。

「やめたい…」の声には、耳を傾ける余裕を

どんなに楽しく通っていても、「やめたい」と言い出す日はやってきます。
焦らず、まずは理由をじっくり聞いてみましょう。

  • 飽きたのか
  • 勝てなくて悔しいのか
  • 友達とトラブルがあったのか

我が家では「1ヶ月休んでみよう。それでも気持ちが変わらなければやめてOK」と“仮の休止”を提案しました。
結果、1週間後には「やっぱり続けたい」と言い出し、自分の中で折り合いがついたようです。

子どもに“やめる自由”があるとわかっていると、実は逆に踏ん張りが効くようになります。
この安心感が、自律的なモチベーションにつながるのです。

第11章 よくある質問(FAQ)

Q1. 女の子にはどんなスポーツが向いていますか?

A.
女の子にも、男の子と同様にすべてのスポーツが選択肢になります。
特に人気があるのは水泳・体操・ダンス・バスケ・サッカーなどです。

恥ずかしがり屋のお子さんには、ダンスやチアリーディングなど、個々の表現力が活かせる種目もおすすめです。
逆に、空手や剣道といった武道で礼儀や自信を育てるケースも増えています。

“女の子だからこれ”と決めつけず、本人の「やってみたい」が最優先ですね。

Q2. 下の子がいて送迎が大変…どうすれば?

A.
送迎の負担は、子育て中のご家庭にとって大きな課題ですよね。
以下のような方法があります。

  • 送迎バス付き教室を選ぶ(スイミングなどでよくあります)
  • 保護者同士でカープール(交代制で送迎)
  • 学童→習い事への送迎サービス付き民間学童
  • 祖父母や家族に週1だけお願いする

また、下の子を連れて行く際は、タブレットや静かに遊べるおもちゃを持っていくとスムーズです。

「全部自分で抱えなきゃ」と思わず、周囲の力を借りるのも上手な選択ですよ。

Q3. 雨の日の練習、どうなりますか?

A.
屋外競技(サッカー・野球・陸上など)は、基本的に小雨は決行、雷雨は中止が一般的です。
判断ルールはチームや教室によって異なりますので、入会前に必ず確認しておきましょう。

屋内競技(スイミング・体操・ダンスなど)は、台風などを除けば基本的に天候に左右されません。

念のため、雨の日は着替え・タオル多め送迎の安全確保もお忘れなく。

Q4. 左利きですが大丈夫ですか?

A.
まったく問題ありません。
むしろ、ラケット競技や野球では左利きが戦術的に有利になるケースもあります。

一部競技(剣道や弓道など)は“右手型”が基本になる場合がありますが、基本から丁寧に指導してくれますので心配いりません。

気になる場合は、事前に「左利きでも配慮してもらえますか?」と聞いてみると安心ですね。

Q5. 用具は新品が必要?中古やおさがりでもOK?

A.
スポーツによりますが、多くの場面で中古やお下がりの活用が可能です。
特に高額になりがちな「野球バット」「剣道防具」「スキー板」などは、フリマアプリや教室内で譲ってもらえることもあります。

ただし、ヘルメットやシューズなど安全に直結するものは、サイズが合っていなかったり劣化していると危険ですので、新品を選ぶのが安心です。

安全第一で、「使えるものは賢く使う」視点が大切ですね。

Q6. 兄弟同時に通わせたいのですが、割引はありますか?

A.
教室によっては兄弟割引制度が設けられていることがあります。
例としては、「2人目の月謝10%オフ」や「入会金無料」などです。

また、同じ曜日・時間帯でクラスを揃えてもらえれば、送迎負担が半減します。
入会前に相談してみると、柔軟に対応してもらえることも多いですよ。

ダメ元でも「兄弟でも通いたいのですが」と聞いてみる価値はあります。

Q7. 試合や大会には出なくてはいけませんか?

A.
基本的に参加は任意であることがほとんどです。
ただ、実際の試合や発表会で得られる経験は、達成感や自信に繋がることも多いです。

「参加したくない」と言う場合は、その理由をよく聞き、「見学だけでもしてみようか?」と無理なく導くのが良いでしょう。

経験は財産。でも、“無理なく楽しく”が大前提ですね。

第12章 連絡文テンプレート

よく使う連絡文テンプレート(LINE/メール)

■ 体験レッスン申込メール

件名:体験レッスン希望(小学3年・男児)

○○スクール ご担当者様

はじめまして。○○市在住の△△(○○の母)と申します。

息子(小学3年)がスポーツ教室を探しており、御校のホームページを拝見し、体験レッスンの申込を希望いたします。

第一希望:○月○日(水)17:00〜
第二希望:○月○日(金)17:00〜

持ち物や集合場所、当日の注意点などあれば教えていただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

————
△△(保護者名)
携帯:090-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.jp

■ 欠席連絡LINE

おはようございます。○月○日○○教室を受講予定の□□です。

本日、体調不良のためお休みさせていただきます。

振替受講を希望しておりますので、後ほど方法をご教示いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

どんな連絡も、簡潔・丁寧・必要情報を明記が基本です。テンプレを手元に残しておくと便利ですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
お子さんにとって、“楽しく、無理なく、安心して続けられる”習い事と出会えることを心より願っています。
どんな選択も、親子で一緒に悩んだ時間は、必ず力になりますから。

それでは、すてきなスポーツライフを!🌱

筆者からのご案内

本記事は、筆者が独自に行った調査や情報収集をもとに、筆者自身の主観的な評価や感想を交えて構成しております。そのため、記載の内容や見解はすべての方に当てはまるものではなく、また同様の結果を得ることやサービスをご利用いただけることを保証するものではございません。
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本記事はあくまで参考情報としてご活用いただき、必ず公式サイト等で情報をご確認のうえ、ご自身の判断で最終決定をしていただけますよう、心よりお願い申し上げます。

最後までお読みいただきありがとうございます。
どんな習い事を選ぶかではなく、親子で一緒に迷って、選び抜いた時間そのものが宝物になると私は思っています。
無理せず、焦らず、そしてお子さんの“やってみたい”を大切に。
このブログが、皆さまの習い事選びの一助になれたら嬉しいです。
それでは、素敵なスポーツライフを。
また次の記事でお会いしましょう!

出典
日本スポーツ協会(JSPO)|スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック(第6版)
文部科学省(スポーツ庁)|運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン
日本サッカー協会(JFA)|リスペクト・フェアプレー「保護者の役割」
日本スポーツ協会(JSPO)|発育期のスポーツ活動ガイド
日本スポーツ振興センター(JSC)|学校における水泳事故防止必携

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